やっぱ、あれだよね・・・
あれ。 で、あれってなんだよ、そりゃあれですよ。 あれ。 で、なんだよ!
本当に今もらってうれしいのは「マカロニほうれん荘」の4、7、8、9巻です。実はすーごい探して、なかなか見つからないわけで、もしも、誰かが急にくれたりしたら、たまりませんわん!と言うわけで、今日は、欲しいものがラッキーにも目の前に現れた侍のお話をお届けしたい。
題して
「甘椿狂ノ介 最後の性交」 甘椿狂ノ介はひたすら歩き続けていた。愛馬である白い馬「早苗」と一緒にどこまでも続く大平原を歩き続けていたのである。
甘椿狂ノ介は侍である。剣術の腕前はかなりのもので剣豪と謳われ、用心棒として数々の相手を斬りつけてきた。また、その甘いマスクから女性にもてる上に、絶倫であったから、数々の女性と浮き名を流し、女たらしとしても有名であった。
そんな、人も羨む男、甘椿狂ノ介も、どうやら年貢の納め時が来たようである。助っ人に行った帰り道、どこをどう迷ったのか、かれこれ二週間、歩けど歩けど平原しか続かないのである。その手には、水筒に入った水が少しあるばかりで、まったく先が見えない状況に 「ああ、我が命もここまでか」と狂ノ介は覚悟を決めたのであった。
狂ノ介の最後の望み。それは、アレであった。さすがは、江戸のプレイボーイと呼ばれた男。やはり死ぬ前にもう一度だけ、性交がしたくなったのである。
ああ、死ぬ前に美しい女性と一度だけ、アレがしたい。したい。したい。
狂ノ介の願望はどんどん強くなって行く。
ああ、美しくなくてもいい。とにかくアレがしたい。したい。したい。
しかし、それは叶わぬ夢である。ここは大平原。いくらプレイボーイの狂ノ介でも無理なのである。だいいち女性がいない。脳裏には浮き名を流した女性達が浮かんでは消えていく。ああ、ここが江戸であったなら、たくさんの女性が拙者に言い寄ってくるに違いないのに・・・
深く大きなため息をつきながら、辺りを見回すと愛馬「早苗」が目に入った。狂ノ介の目は爛々と輝いた。ええい、この際、馬でも構わん。早苗は雌だったしな。
飲まず食わずのせいであろうか?それとも死への恐怖のせいであろうか?
なんと狂ノ介は愛馬「早苗」と性交する事にしたのであるが、相手は馬であるからして一筋縄にはいかない。
早苗はびっくりして当然、お尻を振って抵抗するわけで、うまくはいかない。
「静まれ、静まれ」と狂ノ介が呼びかけてもお尻を振って暴れる。仕方ないので「愛しているよ」と甘い言葉を掛けてみるのだが、やはりお尻を振って仕方ない。
約30分の格闘の末、狂ノ介はとうとうあきらめることにしたのである。
うむ、やはり馬とは無理か。尻を振って仕方ないものな・・・
狂ノ介は天にも見放された気分でとぼとぼと歩き続けた。
はて、どれくらい歩いただろうか?時刻は夕刻近く。うなだれて歩く狂ノ介の視線の先に何かが移った。
すると、なんとそこにいたのである!
そう、うら若き美人の女性が行き倒れているではないか!狂ノ介はすぐに声を掛けた。
「おい大丈夫か?」すると女性はこう言ったのである。
「はい、お侍様。大丈夫でございます。お水を一口いただけませんか?飲まず食わずでもう限界なのです。もしも、お水を一口いただけたならば、あなたの言う事をなんでもお聞きいたします。お願い致します」
狂ノ介は目を爛々と輝かせて言った「なんでも言う事を聞くのじゃな?よし、飲むがいい。たんと飲め」
女性は水を飲み干し丁寧にお礼を言った。
「ありがとうございます。お侍様。さあ、お約束でございます。なんでも言う事をお聞きいたしますので、なんなりとおっしゃってください」
女性が言った時には、既に下半身を丸出しにしていた狂ノ介は言った。
「よし、では遠慮なく言うぞ・・・この馬のお尻を動かぬように抑えておいてくれぬか」
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